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2013-10-02 【雲隠れ】うたかた白菊編 更新しました。
約4年ぶりの更新となりました。
対等者が完結しましたので、「うたかた」を再開します。
「うたかた」の第一部忘却編が完結し、充電期間はあまりに長くなりすぎました。
対等者が完結したら、書き始めようと長らく思っていて、けれど対等者が色々な意味で終わらず(ため息)
まさか四年も間があくとは・・・思いもせず。
この話は、オールキャストとなっています。
医者どのこと完全無欠の医者東吾先生とその義理の甥の吉法師が登場していますし。
槇村が最初に登場したのもこの話から。ゆがんだ印象が強かったですが、大河のような軽薄才子の印象はなかったなぁ。
この後、黒田&大鳥も出てくる予定。
白菊編と題を打っていますが、
別名は「紀尾井坂」編とつけていたりします。
菊子から見た大久保利通の暗殺を描きたいと思って第二部は書き始めました。
白菊とは菊子の名前と、この後に宮中にあがり「白菊の典侍」と呼ばれることから名づけました。
この時代の典侍にはそれぞれ植物の候名が与えられています。
ということで白菊と付けてみたのですが・・・木戸さんは菊が好きだったようですしね。歌にも詠んでいるし号は松菊だし。
現在、物語のはじめの1章。序章より1年ほど時代は戻りました。
富士見町の山縣邸の位置を調べたのですが、木戸さんとは近所というだけあり、
なんと靖国を挟んで左右という近さ。確か明治初年の記録に馬で出仕しようとしたガタさん。そこに馬車で木戸さんが通りかかるという記述がありましたが、うなずける近さだったのですね。
古地図は楽しい。函館の古地図などにらめっこしていますが、
いろいろと寺院が移動したり、道を作ったりで変わっていて四苦八苦していましたが、
東京に関しては皇居や靖国などの場所以外は変化どころか・・・違う場所になっているのでこれまた面白い。
かつての地図を持って歩いてみたいと思ったり。
ということで「うたかた」再開のご報告でした。
はたして娘に魂ごとはいってしまっている木戸さんは、女らしさやたしなみが身につくのでしょうか?
二章は木戸家の狼狽をお届けする予定です(笑)
【小説の予定】
拍手更新。
携帯裏更新。
表連載は「橘の花」の続きを予定しています。